2015/12/24 09:36
クリスマスキャロルの夕べ
夕方駿河台下から、靖国通りを神保町交差点に向かって歩いていると、神保町交差点に人ごみができていました。行ってみると、毎年クリスマスの時期が近づくと共立女子校生により行われる神保町交差点でのクリスマスコンサートでした。
神保町交差点は、靖国通りと白山通りを交差していて、都電の時代には両通りを走る都電の路線を乗換える神保町駅があり、また地下鉄の時代になってからは都営三田線、新宿線、半蔵門線の3線が乗り入れる神保町駅の出入口ができ、岩波ホールが建てられました。
そのため、神保町の中心として、1959年(昭和34年)から、始まった秋の神田古本まつりの会場に毎年なり、春のさくら祭りでは甘酒がくばられ、クリスマスが近づくとコンサートを行う等のイベントの会場となります。
白山通り沿いはクリスマスのイルミネーションの飾りつけがなされていました。神保町交差点もイルミネーションを設置してあり、イルミネーションの隣でクリスマスコンサートを行っています。
行って見ると、すごい人で、歩道の半分が埋め尽くされ、おさんぽ神保町の知り合いが、お手伝いで交通整理をしていました。
人ごみの中から中を覗くと、共立女子校の中高生が、サンタの帽子を被って、クリスマスソングを演奏しています。
共立女子校は、1886年(明治19年)に創立され、1938年(昭和13年)に建てられ、その施設のゴシック調のモダンな建物の共立講堂が有名です。共立講堂は、現在学内行事のみに使用されていますが、日比谷公会堂と並ぶ大規模な講堂のため、日本レコード大賞、コンサート等に使用されていました。
クリスマスコンサートは夕方の5時から、共立女子中高生の吹奏楽部の演奏が始まり、5時半にスパークリングワインとホットチョコレートが配られ、6時から共立女子中高生音楽部の演奏が始まるそうです。
島田 敏樹