2016/03/26 19:51

千代田さくら祭りオープニングセレモニー

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千代田さくら祭りが3月25日(金)~4月3日(日)の期間行われます。その期間千代田区の各地域では、イベントが行われます。神保町では、神保町さくらみちフェスティバルとして、春の古本まつり、甘酒無料サービス、二胡演奏会、まんが講座などが行われます。

その千代田さくら祭りオープニングセレモニーが、3月25日(金)12:30から、靖国神社で行われるので、行って見ました。
靖国通りを専大通りを超えて、俎橋を渡ると九段です。九段坂を登って行くと靖国通りの大鳥居が見えてきました。

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大鳥居から、境内に入ると屋台が並んでいます。屋台には、お好み焼き、たこ焼き、ケバブの他、富士宮焼きそば、三陸の牡蠣、鮑、あゆの塩焼き、牛櫛、日本酒などの物産展の屋台も出ていました。

境内の奥には、大村益次郎の像があり、その下で、セレモニーをやっています。

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司馬遼太郎の小説「花神」で、
大革命というものは、「最初に吉田松陰のような思想家が現れて非業の死を遂げる、ついで高杉晋作のような戦略家が現れてこれまた天寿をまっとうせず、最後に技術者が登場し大革命を完成する」と書かれていました。
大村益次郎も技術者として幕末の最後に彗星のように登場し、奇兵隊を西洋式軍隊に調練し、第2次長州征伐・戊辰戦争で旧幕府軍に連戦連勝します。
江戸城無血開城後、上野の山に立て籠もった彰義隊もわずか1日で鎮圧しました。
明治維新後、国民皆軍隊の徴兵制など、近代的な軍事制度をつくり、武士による戦の時代を終わらせます。そのため刺客に襲われ死去しました。

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大鳥居から境内に入り、大村益次郎の像に向かって歩きます。
像の前へ行くと高校生のバンド部が演奏していました。

平日の昼休みでしたが、それでも、卒業式の着物に袴を履いた女子大生、外国人家族連れ等が屋台で、買った焼きそばなどを食べていました。
境内の桜はまだ、3分咲き位です。満開の桜見られるのは、これからのようです。

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高校生のバンド部の演奏が終わると千代田区長さんが挨拶をしていました。その後ろで双眼鏡を持った大村益次郎の像が上野の山を見下ろしています。
大村益次郎は、近代的な日本陸軍の創設者として、戦没者の英霊が眠る靖国神社に銅像が建てられました。

帰りは、神保町交差点で、右に曲がり、白山通りを通って帰りました。白山通りの共立女子大の前の枝垂れ桜はきれいに咲いていました。

司馬遼太郎没後20年文庫フェア
神保町三省堂本店にて開催しています。

島田 敏樹

2016/03/21 19:53

皇居東御苑

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天気がよく、暖かくなったので、皇居東御苑に行ってみることにしました。皇居東御苑は、江戸城の本丸、二の丸、三の丸のあった場所です。

江戸城は、太田道灌が築造し、徳川氏によって改築された平山城。
太田道灌は、室町幕府の関東管領の上杉家につかえ、上杉家のお家騒動を鎮めて声望が高まり、それゆえ主君に殺されてしまいます。
太田道灌の死後、上杉家のお家騒動は再発し、その隙に、関東は北条早雲に乗っ取られてしました。その後、豊臣秀吉の小田原攻めに従軍した徳川家康が入城した頃には、江戸は、荒涼としています。江戸城は徳川家康のよって造成されました。

神保町から錦橋を渡って、内堀通りに出ると、皇居が見えてきます。内堀通りからH280320tennsyudaishimada.jpg

平川門に行き、札を貰い江戸城の内堀の中に入ると梅林坂を登りました。

3月になり、やっと暖かくなり気持ちのいい天気です。梅林坂に出てみると、2月に咲いていた梅の花は散り、梅の木は枝だけになっていました。
梅林坂を上ると本丸の巨大な天守閣跡が見えます。団体の観光客、カメラを持った外国人の家族ずれなどが歩いていました。

天守閣跡から、先に進むと、皇居東御苑の広大な芝生が広がっています。芝生に座って弁当を広げている人がいました。

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本丸の大芝生を超えて、大手三之門跡を通ると三の丸に出ます。三の丸には、大手門の休憩室がありました。大手門休憩室には売店もあります。自売機で、お茶買い飲みました。休憩室を出て、三の丸に出て大手門から札を返して、内堀の外に出ます。内堀の外を歩いて行くと桜田巽櫓が見えました。
桜田巽櫓は、石垣の折れ曲がるところにある隅櫓で、水面にその姿が映る美しい櫓です。

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桜田巽櫓を超えると、桔梗門が見えました。
そこから、坂下門を左手に、松が生い茂る皇居前広場を歩いていくと、二重橋の前に着きます。二重橋は、正門鉄橋と眼鏡橋との2つの重なる橋をいい、眼鏡橋は美しい西洋的な石橋でした。
二重橋から、皇居外苑の楠木正成像へ行き、楠公レストランでドリンクバーを頼んで、コーヒーを飲んで、大手門に戻り神保町に帰りました。

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造成された江戸城は、広大な外濠の内側に城下町がつくられます。城下町の東には、町人や職人の住居、西には旗本屋敷を建て大阪方に備えました。
旗本屋敷には、神保伯耆守のお屋敷もありました。
神保伯耆守の御屋敷は、明治維新後、神保町になるのです。

島田 敏樹

2016/03/16 08:56

東京堂書店―素敵な鎌倉本

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神保町すずらん通りの東京堂書店さんに行って見ると、「素敵な鎌倉本のススメ」のフェアをやっていました。

鎌倉は神社仏閣等歴史的な遺産が随所に点在し、また海や山に囲まれた自然に恵まれた素敵な街です。

そのため鎌倉は、川端康成、中原中也、小林秀雄などの作家が暮らし、また多くの文学や映画の舞台となりました。そんな素敵な鎌倉に関連する本のフェアを東京堂さんがフェアをしています。
フェアは2月中旬から3月中旬の間まで、やっています。

「素敵な鎌倉本のススメ」のコーナーの鎌倉本には、夏目漱石「門」、「こころ」、井上ひさし「東慶寺はなだより」三上延さん「ビブリア古書堂事件手帖」、などの小説がありました。
西岸良平さんの「かまくら物語」、吉田秋生さんの「海街diary」などの漫画の本もあります。

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鎌倉本のフェアに夏目漱石の「門」と「こころ」があるのは、「門」では、親友の妻を奪った宗助が、罪の意識から救いを求め、山門をくぐったのは北鎌倉の円覚寺だからです。
「こころ」では、私が、友人から恋人を奪った罪悪感に苦しむ先生と出会ったのは鎌倉でした。

井上ひさしの「東慶寺はなだより」は「駆け込み女と駆け出し男」というタイトルで、大泉洋さん主演で映画化されました。
東慶寺は女性から、離婚が認められなかった時代に、東慶寺に駆け込んで3年間奉公すれば、離婚できるという縁切り寺です。
そんな駆け込み寺に駆け込んでくる女性の人生の再出発を劇作家志望の医師見習いの信次郎(大泉洋)がを後押しします。

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「ビブリア古書堂事件手帖」は、北鎌倉を舞台にした古書店ミステリー。
主人公五浦大輔が、祖母の形見の「それから」の漱石サイン本を本物か調べてもらうため、ビブリア古書堂を訪ねるところからお話しが始まります。そのことをきっかけに大輔はビブリア古書堂にアルバイトを始めることになりました。古書堂には古書にまつわる謎を持ち込まれることもあり、店主の篠川栞子さんはその謎を解いていきます。

「海街diary」は、綾瀬はるかさん、長澤まさみさん、夏帆さん、広瀬すずさんが4姉妹の役で共演して映画化されました。

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鎌倉で暮らす3姉妹香田幸(綾瀬はるか)、佳乃(長澤まさみ)、千佳(夏帆)のもとに、15年前、母と離婚して出って行ってしまった父が死亡したという知らせがきました、3姉妹は山形へ行き、葬儀に出席します。
姉幸は父を許せず、佳乃と千佳は父のことはほとんど覚えていませんでした。葬儀が終わり、父と再婚相手の娘で異母姉妹すず(広瀬すず)が父が大事にもっていた写真を見せます。父と家族で江の島に行ったときの写真でした。3姉妹は写真を見て、父のことを思い出します。

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お父さんは「ダメだったかもしれないけど、やさしかったんだよ」と

すずが、3姉妹を見送りに駅に来たとき、幸は言います。「あたしたちと一緒にくらさない」

鎌倉で一緒に暮らすことになり、4姉妹の共同生活をはじまります。やがて姉妹は本当の家族になっていきました。美しい鎌倉を舞台にした物語です。

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その他、鎌倉の街歩きやお店を紹介した「すずちゃんの鎌倉さんぽ」「かまくらパンの本」「建長寺精進料理」等や、鎌倉時代や南北朝時代の鎌倉の歴史の本の「平家物語」、「太平記」などもありました。

鎌倉の魅力が、満載の本を集めたフェアです。3月になり、暖かくなってきました。旅に出るのに、気持ちがよい季節です。
東京堂さんのフェアの鎌倉本を読んで、春の鎌倉の歴史のある古い寺、食べ歩き、文学の舞台、映画のロケ地を歩かれては、いかがでしょうか、

島田 敏樹

2016/03/13 08:52

レオマカラズヤ―鞄屋

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カバンが擦り切れてきたので、新しい鞄を買いにレオマカラズヤさんに行くことにしました。

レオマカラズヤさんは、明治39年創業の鞄屋さんです。レオは百獣の王ライオンのことで、「マカラズヤ」とは既にまけてあるので、これ以上まけられませんというのが、店名の由来だそうです。明治後年になっても、まだ物を買うのに値切ることができたようです。
髭がトレードマークのレオマスカラヤさんの店主さんには一度、フリーペーパー版のおさんぽ神保町の「神保人に会いたい」に出てもらったことがありました。
店主さんは、神保町の古い写真を撮り続けているそうです。2015年の古本まつりで店主さんの撮った神保町の昔の写真が古本会館で展示されました。

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レオマカラズヤさんは駿河台下を、神保町交差点に向かって歩いて行くと、古書店が並ぶ靖国通り沿いにありました。
3月になっても、まだコートが必要な日が続きますが、すずらん通り入口の大島書店さんの前の寒桜が咲いています。

神保町には、鞄屋さんは靖国通り沿いにレオマスカラズヤさんの他に、すずらん通りに大野カバン店さんと2軒あります。

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愛書家は、本にお金を使うが、服装や持ち物には、気を配らないと言われますが、鞄については、古本屋で見付けた掘り出し物の全集を持ち帰るために入れる。仕事に関連した本を職場に持っていくために入れる。出張や旅行に入れて持ち歩く。よく使われすぐ痛み、新しい鞄を買うことになります。そのため本の街神保町に鞄屋さんが必要だったからではないでしょうか。

レオマカラズヤさんに着くと、お店の中には、カジュアルバックから高級革鞄まで幅広い種類の鞄が並んでいますが、店頭には、ナップザックやショルダーバックなどが並んでいました。ナップザックやショルダーバックは、両手が空くので、本の街神保町の書店で本を探すため、立ち読みするのに便利なので、助かります。私はビジネスバック兼用で、職場に行くにも書店めぐりも同じバックなので、ビジネスバックに肩掛けのひもがついているバックを買いました。
バックにはポケットがいっぱいあるので、携帯や手帳がすぐ取り出せるようになって、よかったです。

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3月になり、来月から新しい年度が始まります。レオマカラズヤさんで買った新しい鞄を持って、新しい気持ちで新年度をお迎えになられてはいかがでしょうか。

島田 敏樹