2018/11/12 14:40
北沢書店―リニューアルオープン
11月9日より、北沢書店さんが、リニューアルオープンされることになりました。 11月8日に、オープニングパーティがあり、北沢書店さんにお祝いに行きました。 北沢書店さんは、洋書専門の古書店で、絵本専門のブックハウスカフェさんの2階にあります。 2階に上がってみると、洋書のハードカバーの本が綺麗に並んでいました。 書店内のインテリアも洋書に合わせて凝っていらして、重厚でクラシックな雰囲気。まるで「ハリーポッター」に出てくるホグワーツ城の図書館のようです。私の神保町の中の好きな場所の1つです。 近隣の古書店の方々がお祝いにかけつけてきていました。 新しく始められ、おさんぽ神保町26号にも掲載された「DISUPLAY BOOKS」 について、お話を伺いました。
「DISUPLAY BOOKS」とは、本を読むためだけでなく、インテリアとしてお買い求めされてはいかがでしょうか というご提案だそうです。 私が学生時代勉強していた法律の本は、縦書きで、文章も堅い表現でハードカバーの本でした。
岩波書店の創業者の岩波茂雄さんは、印刷の上がってきた法律のハードカバーの本を床にたたきつけて、丈夫さを確認していたといわれています。 そんなハードカバーの法律の本が本棚にきれいに並んでいると部屋全体が重厚でクラシックば雰囲気になりました。 おさんぽ神保町のWEB版のスタッフ紹介の私の写真もハードカバーの本が並んでいる本棚の前で撮りました。なかなか雰囲気がよいと言ってくれる人もたまにいます。 最近の本は、横書きで図表がかかれたりしていてわかりやく、ペーパーパックになり軽量化し持ち運びが楽になり、機能的で便利になりましたが、本棚に並んでいてもあまりカッコいいものではありません。
ハードカバーの本の時代のクラッシクな雰囲気を ペーパーパックの本の時代の現代も味わって頂こうとハードカバーの本をご購入され、インテリアとして部屋に置かれてはいかがでしょうかというご提案だそうです。 もうすぐクリスマスのシーズンです。クリスマスリースの横にハードカバーの本が置かれたディスプレイをみせてもらいました。 店内を一通り見せてもらっていると、外国の方が本を買いに入ってきています。
北沢書店さんは、ディスプレイのためだけでなく、読むための本の販売も、きれいに並んであった本棚の本を入れ替えながら、よりいっそう力を入れていくそうです。
島田 敏樹