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三省堂書店で発売中の電子書籍専用端末「リディオ」を記念して、読書好きのトークショーが開催

2013年 3月 14日by  竹内みちまろ
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 三省堂書店で昨年12月から発売中の電子書籍専用端末「BookLive! Reader Lideo」(リディオ)。目安として、端末一台に、文庫本約3千冊のデータを保管することができます。読みたい本を、スマホ・PCで買うことも可能。

 そのリディオに、新色「シャンパンホワイト」が加わりました。これは、「女性が持ちやすい色の端末を」というリクエストに答えたもので、2月25日から、ブラックと並んで、発売されています。

 「シャンパンホワイト」の発売を記念して、3月13日に、東京・渋谷区のブックカフェ「ビブリオテック」で、『ホワイトデー直前! スペシャルトークショー』が開催されました。人気タレントコンビ「ピース」の又吉直樹さんと、日本文学者のロバート・キャンベルさんがトークショーを行いました。

 イベントは、「ビブリオテック」のB1スペースで開催されました。「ビブリオテック」は、デザイン事務所が40年かけて集めた蔵書が保管されている場所でもあり、キャンベルさんはすでに何度か来たことがあるとのこと。この日も、「片付いていない本がある場所に来ると落ち着きます」と、リラックスした様子でした。

 トークショーでは、ホワイトデーにちなんで、大切な女性へ本を贈るとしたらどの本を贈るのかという話題が挙がりました。キャンベルさんは、『日本紀行』(イザベラ・バード)を推薦。内容は、開国後間もない明治の日本で、東京から函館まで歩いて旅をした欧米人女性の紀行文。日本の自然の美しさや、出会う人々のやさしさを、「絵を見るような文章で書いている」とのこと。同書を勧めるキャンベルさんが嬉しそうに話す様子が印象的で、来場者や又吉さんは、ずっと、聞き入っていました。

 一方、又吉さんは、恋愛観に影響を与えた本として、小説『赤頭巾ちゃん気をつけて』(庄司薫)を紹介。「自分が抱えている影の自分との向き合い方を考える場面」に感銘を受けたそうです。また、おススメの一冊として小説『ひらいて』(綿矢りさ)をピックアップ。綿矢さんの作品は、「細かい文章1つ1つが研ぎ澄まされている」うえに、ストーリーを読む楽しさも味わえるため、言葉や、展開や、恋愛など多様な魅力があり、「いろんな方に、いろんな角度から刺さるんじゃないかな」と話していました。

 キャンベルさんのオススメの一冊は、『きことわ』(朝吹真理子)でした。「見たこともない日本語の世界」「絶対に映像化できない」「句読点のうち方が絶妙」「あらすじがほとんどない」「描写力があって、半端なくきれい」と絶賛でした。「10冊の哲学書を読むより、薄い1冊の小説を読んだ方が考えさせられる」とも。

 読書好きの2人のトークは続き、来場者には、「シャンパンホワイト」発売を記念して、シャンパンやおつまみが振る舞われ、読書好きの夜が更けていきました。(文・写真=竹内みちまろ


 

 

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