この夏、岩波ホールで戦争体験を語り継ぐイベント開催 |
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2013年 7月 27日by 竹内みちまろ | ||
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この夏、東京・神保町のミニシアター「岩波ホール」で、原爆を扱った映画「ひろしま 石内都―遺されたものたち」(リンダ・ホーグランド監督)と「ヒロシマナガサキ」(スティーヴン・オカザキ監督作が上映されています。上映期間は、2013年7月20日(土)から8月16日(金)まで。
現在、戦争経験者や被爆者の高齢化が進む中で、その記憶を担う次世代の役割が大きく問われています。地球上には、広島型原子爆弾40万発分の核兵器が存在しているとも試算されていますが、戦争の悲惨さと原爆=核の脅威を伝えるべく、岩波ホールではさまざまなイベントを開催しています。
ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。(竹内みちまろ)
【岩波ホールイベント】
●8月1日(木)16:30の回、終了後、リンダ・ホーグランド監督と写真家・石内都さんのトークショー
●8月5日(月)~9日(金)は、13:00頃から被爆者の方によるお話会(約20分)
-8月5日(月)仲伏幸子さん(5歳の時に広島で被爆)
-8月6日(火)三宅信雄さん(16歳の時に広島で被爆)
-8月7日(水)木場耕平さん(12歳の時に広島で被爆)
-8月8日(木)山田玲子さん(11歳の時に広島で被爆)
-8月9日(金)木村徳子さん(10歳の時に長崎で被爆)●連日16:30の回(「ひろしま」)は、外国の方にもご理解いただけるように日英2カ国語版を上映。
●「ヒロシマナガサキ」は、親子でご鑑賞頂けるよう<日本語吹替版>で上映。
●上映期間中、劇場ロビーにて「世界ヒバクシャ展」を開催。
●6人の日本人写真家(森下一徹、伊藤孝司、桐生広人、豊崎博光、本橋成一、森住卓)が撮った世界の核被害の真実を展示。