「正月休み明け、ぷらっと神保町」 |
||
2013年 1月 5日by 神保町探偵S | ||
コメント:0 トラックバック:0 |
2013年1月5日(土) 年末年始の休暇を9連休にするのに失敗した私は、昨日から仕事が始まっていた。当初この週末はゆっくり休もうと思っていたが、昨日の帰りの電車の中で、次のことを思いついた。
「そうだ、明日は休み明けの神保町を散歩してみよう。この時期の街はどんな顔をしているのだろう?」
そして今日。晴れたり曇ったりとどこかはっきりしない天気の中、私は神保町にやって来た。心に映る景色を、気持ちのままに携帯のカメラに収めていった。
この寒い時期、さすがに街には人が少なかった。けれど、こんな季節でも欲しい本を求めてやって来る人々を見て、私は彼らの本に対する思いに静かな感動を覚えた。
街を歩いていて、せっかくだからどこかのお店に入ってみようと思った。ある本屋の店先で、桑田佳祐さん表紙の音楽雑誌が目に止まり、その店に入った。時間もあまりなかったので、店内を急いで見たのだが、短い時間の中でも私に強烈な印象を残したのは、国内外の「ロック」に関する雑誌であった。デビット・ボウイ、ボブ・ディラン、YMO、山下達郎…私が青春時代に熱狂し、今でも自分が音楽を選ぶ指針となっているアーティストたちとここで出会えるとは思ってもみなかった。
思わぬ発見をした1日だと思う。