編集室だより

書店ガール

2016年 6月 16日by  島田 敏樹
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書店ガールの新刊書店ガール5が、先月販売されました。三省堂神保町店にひっそりと並んでいます。

書店ガールは、2015年にベテラン書店員西岡理子役に稲森いずみさん、若い書店員小幡亜季役にAKB48 渡辺麻友さんでテレビドラマ化されました。

書店ガールの舞台は本の街神保町ではなく、吉祥寺の大型書店でしたが、書店員の物語なので1巻から読んでいました。

1巻では、小幡亜季の結婚式で上司の西岡理子に結婚式のご祝儀を叩き返すことから、物語は始まります。
何かにつけぶつかりあう二人でした。
職人気質の西岡理子は本を並べることにこだわりがあり、 できればPOPなど置きたくありません。
そんな西岡理子に対して、「頭古―い。今や書店のPOPは常識だってのに」と若い書店員の小幡亜季は反発します。

あるとき、書店が借りているビルが建て替えで家賃が上がり、書店を閉店せざるを得ないと専務に言われました。
書店を閉店したくない理子は、売上を今より500万円上げることを条件に社長に書店の継続の約束を取り付けます。

そんな理子に、亜紀は書店を守るため協力します。

対立しあう二人でしたが、紙の本とリアル書店が好きなのは同じでした。

社長が任せると言われた電子書籍を、理子が「私はリアル書店で紙の本を売りたい」と断った、と聞いた亜季は
「そうですよね。本屋はちゃんとお店があって、紙の本が並んで、店員とお客様がいるからいいんだわ。」本は「本屋で売っているのが一番素敵に見える」といいます。
理子も、亜紀の言うとおりだ「電子書籍は本ではない。データだ。本屋はお客様や営業の人や書店員、いろいろな人間がいて、直接会って話たり、ときにはぶつかりあって何かが生まれる。本というものを媒介として人と人が繋がっていく。それが書店だ。私が好きな書店だ。」と思いました

書店ガール4巻からはお話しは、理子と亜季の後輩の愛奈と彩加に移ります。
そして書店ガール5巻では、取手駅構内の店長に抜擢された彩加と、小幡亜季の夫のライトノベルの編集者の小幡伸光のお話しです。
彩加は、自分好みの文芸書中心に並べていた本の売れ行きが悪く、アルバイトの協力を得て、お店の立地にあった本の品揃えや並び方を変えた矢先、新人作家の打ち合わせに編集者の小幡伸光取手の書店に訪れ、彩加に出会います。二人が出会った時、お話しは意外な展開になっていきます。

書店ガール5 碧野 圭著 PHP文芸文庫

神保町書店にて販売中です。

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