編集室だより

東御苑―梅林坂

2016年 2月 13日by  島田 敏樹
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東御苑に梅林坂という梅の林があります。2月中旬の今時分梅林坂の梅の花は見頃です。
梅林坂は江戸城を築造した太田道灌が梅林坂の上に菅原道真をお祀りする平川天神を勧誘して梅を植えたことから、そう呼ばれるようになったと言われています。

菅原道真は平安時代の貴族で学者、右大臣にまで昇進しますが、妬みをかい大宰府に去ることになります。
その際に、京の都の梅に
「東風吹かば、匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春は忘れそ」と詠みました。
その梅が一夜にして大宰府に飛んきたことから、梅は菅原道真を象徴するものになり、天満宮は、梅が植えられるのです。

梅林坂の平川天神は、徳川家康の時代に江戸城を拡張するため平河町に移され、現在東京メトロ半蔵門駅の近くで平河天満宮として菅原道真を祀っていますが、梅林坂に植えられた梅は現在でも、残っています。

休みの日に、梅林坂の梅を見に行くことにしました。2月なのに4月から5月並みの暖かさです。

千代田通りから、錦橋を超えて、皇居の内堀にでると、カラフルなランニングウエアを着た人たちが、ランニングをしていました。皇居の内堀から平川門で、札を貰い、皇居東御苑に入ります。

平川門から、皇居東御苑の中に入り、右側の本丸の天守台に通じる梅林坂です。
休日なので、家族連れや、カメラを持って歩いている外国人観光客などがいました。梅林坂には、紅や白の梅が咲いていました。

花札では、「梅に鶯」と言われていますが、鶯が来る時期にはまだ早く、代わりにメジロが来ていました。
紅梅と白梅は見ながら、梅林坂を上って行くと本丸の天守閣跡に着き、そこから二の丸に降りて帰りました。

梅林坂の梅は、まだつぼみの梅もあり、これからまだまだ見頃が続きそうです。

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