神保町イベントブログ

「ヤバイ!」城米彦造さんと下田さん…そして応援隊。

2008年 10月 16日by  やじ
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 九段ギャラリーで9月20日~28日まで開かれていた「街頭詩人・画家 城米彦造展」を見に行った。
 城米彦造という画家を知らなかった僕は、城米さんの絵を一目見て、下田さんが、城米さんの意志を受け継いだのだと思った。そして下田さんの原点だと思った。
 「僕の後を引き継いで、東京を描き続けてください」などと交わしたことがあったに違いないと思わせる作品だった。

 すぐさま下田さんに電話して城米さんとお話ししたことがあるかを確認した。
 残念ながら、下田さんは城米さんにお会いしたことはないらしい。
 でも、下田さんの作品をたくさん目にしている自分には、とても衝撃的だった。
 この神田を愛する絵の匂い、心の通った温かな絵の酷似はなんだろう?
 おそらく10年くらいはだぶって同じ題材を描いてただろう。
 下田さんに言わせると「城米さんは『新しき村』の詩人でもあり、五十三次なども描かれていて、凄い人ですよ。僕なんかとうてい真似できないよ」という。
 そういう下田さんも20年神田を描き続けている。「神保町」応援隊の発起人でもあるけれど、下田さんの活動範囲も神保町にとどまらず、千代田区全体に及ぶ。本格的に色々な団体の活動に参加するようになられたのは、7、8年前からといわれるが、今では、毎日、人と会い、心通わせ、とっても活力溢れる方である。
 応援隊が出来る前から、下田さんとは仕事の関係で知り合い、その頃から、お昼をご一緒するたび、あちらの方と立ち話、こちらの方にご挨拶…と、なかなか昼食にありつけなかった思い出がある。
 そんな下田さんを羨ましくも凄いと思って傍に突っ立っていた自分も、応援隊での活動の中で、商店街の方、勤めている方との交流が増え、神保町の街に出ていくのが楽しくなっている。街に知り合いが増えるというのは、なんと毎日を楽しくさせてくれるんだろう。
 城米さんの詩「銀座の舗道で」の一節

 いつの間にか顔見知りとなった人々と
 親愛の眼顔を贈りあう楽しさよ、驚きよ

 まさにその体感をもって、応援隊活動の楽しさを実感している今日この頃である。

 そしてその「下田祐治」さんの画集が10月30日に発売されることになった。
 「神田百景」のハガキは出されていたが、作品集は出されてなかった。それが下田さんの日々の活動、お人柄によって、この街で知り合った出版社や編集者の方々のご協力の下、初の画集となったのである。
 継続は力なり。(但し、日常に流された単なるマンネリをいうのではない)
 日々の小さな積み重ね、それは人との交流の積み重ねが、ある日、陽の目を見ることに繋がったのだと思う。
 城米さんにしても下田さんにしても、人との繋がりを大切にした方々に通じる温かさを作品の中から感じることができた、初体験であった。

ちなみに同じモチーフがあったので、並べてみました。
ね、同じ柔らかさ温かさを感じるでしょ?
 

  城米彦造さんの作品     下田祐治さんの作品

下田祐治さんの画集の詳細は
http://jinpou.blog95.fc2.com/

城米彦造さんについては
http://www.atarashiki-mura.or.jp/link/joumai.html

城米彦造さんが参加した「新しき村」については
http://www.atarashiki-mura.or.jp/

神保町おさんぽ地図

神保町おさんぽ地図はこちら(PDF)

コメント

  1. こんにちは。
    九段ギャラリーの展示、ご連絡頂いてたのに
    いけなかったのですが、ここで写真みれて行った気分。
    でもやっぱり目の前で本物を見たい。
    下田先生の画集楽しみぃぃぃ!もちろん買いますわ。

    By avocafe Date 08/10/19 9:53

  2. >avocafeさま
    コメントありがとうございます。
    ギャラリー行った気分になっていただけて、嬉しいです。
    下田さんの作品展は、この秋、あちらこちらで目白押しですので、ぜひ、足をお運び下さい。
    また、ご案内します。

    By やじ Date 08/10/19 12:12

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