36人の作家による『作家の手紙』(角川書店) |
||
2008年 12月 1日by nak | ||
コメント:0 トラックバック:0 |
ビジネス書から恋愛小説まで、なんでもござれ!
本を読むことが大好きな、わたくしnakが独断と偏見で
本を紹介させて頂きます!
さて、記念すべき第一回目の今回ご紹介させて頂くのは、
『作家の手紙』(角川書店)。
みなさんは、最近いつ手紙を書きましたか?
ビジネスでもプライベートでも、今や連絡は電子メールで、
手紙を書くなんて、ちょっと億劫だ…というヒトが多いのでは。
でも、やっぱり「手紙」を受け取るのは、心優しい気持ちになるもの。
この本では、36人の作家たちが、様々な場面を想定して、
ユーモアたっぷり(?)に手紙を書いてくれています。
例えば…タイプだと思った相手に交際を申し込む手紙(中村うさぎ)、
マンション管理人が住民に騒音を注意する手紙(酒井順子)、
リストラされた友人を励ます手紙(大島真寿美)、
卒園する息子へ(松久淳)、などなど。
さすが書くことのプロ、彼らの手紙には思わず唸ってしまいます。
あえて言うなら、手書き原稿でそのまま本にしてもらいたかった!
ところですが、十分、手紙として味わえます。読み終えた後は、
手紙を書いてみようかな、と素敵な筆記具や便せんを神保町で
買い求めてみたりして。。。