キセキ/グリーン |
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2010年 1月 11日by コエヌマ カズユキ | ||
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前置きしますと、音楽の話では全くありません。
1/9(土)、「本と街の案内所」の店番をしてきました。
11時にオープンしてしばらくは、やって来るお客様もまばら。
「今日は意外とヒマかも…」などと思っていたら、
そんな思惑はあっさりとくずれ、お昼を境にお客様の数が超・激増しました!
まぁ、休日ですし、当然と言えば当然なのですが…
「歴史の本は…」「映画のパンフレットは…」「辞典は…」「演劇の本は…」
などなどなど、お客様のニーズは本当に様々!
スタッフはパソコンのデータベースや資料や記憶を駆使して、
本の在庫の有無や、ありそうなお店をご案内して差し上げるのですが、
散々お待たせしてしまったり、思うような情報が提供できなかったり…なんて申し訳ないことも正直あります。
けれど、悪戦苦闘しながらもご案内をして差し上げると、
ほとんどのお客様が本当に嬉しそうな笑顔を見せてくださるので、
こちらもついつい顔がほころんでしまいます。
さて、そんな風にお客様との触れ合いはとても楽しいのですが、
案内業務優先のため、お昼ごはんは大抵どこかで買ってきたものでサクッと済ませます。
今回は一緒に店番をした石川編集長の勧めで、
タイ料理店「メナムのほとり」でテイクアウトのグリーンカレー&レッドカレーを買ってきました。
僕は同店のカレーを食べるのが初めてだったのですが、正直あまりおなかも減っておらず、カレーを前にしても気分は完全にフラットでした。
なので、先に食べ終えた編集長が「あぁ、美味しかった!幸せ…」と言っているのを見ても、「何を大げさな…」とひそかに鼻で笑っていました。
ところが、一口食べた瞬間、まるでケツにタイキックを喰らったかのような衝撃が走りました。
ほどよい絶妙な辛さと、奥深い素材の甘み、ココナッツのまろやかさ…。
タイカレーは何度か食べたことがありますが、あんなに美味しいのは初めてでした。
まさにキセキのグリーン(カレー)です。
僕の中で、神保町のカレーと言えば「まんてん」でしたが、この日政権交代が訪れました。
次はテイクアウトじゃなく、店内でシンハービールを飲みながら、カレー以外のメニューにも舌鼓を打ちたいと思います。
本当に本当にやばい。まだ口の中が美味しいです。
皆さまもぜひ足をお運びください。
【メナムのほとり】