“神保町焼き”ここにあり。お好焼もんじゃ こけし その2 |
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2008年 12月 12日by 石川 | ||
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ここまでは自分達で焼いていたのですが、周りの常連客がみんな店のおばちゃんに焼いてもらっていたので真似して焼いてもらうことに。
ここから“神保町焼き”の全貌があきらかに。
常連客にモテモテで忙しい店のおばちゃんですが、新参者のわれわれにも、気さくに対応してくれました。
おばちゃんまずは、鉄板の温度からこだわります。
生地を鉄板にすこしたらして、パッと跳ね返るくらいの熱さにするのがポイント。
まずは野菜を焼くのですが、どてにはせずなるべくうすく鉄板に広げます。
そののち、おわんに残った生地に青のりなどを入れて味付けします。(ここもポイント。秘伝はお店で)
そしてクライマックス!うすくした野菜焼きの上に、一気にドバーッと生地を流します!
鉄板いっぱいにひろがるもんじゃの生地。これがのちほどパリパリのおせんべいになるのです。
今までどての結界が崩れないように、はみださないように頑張っていた自分がちっぽけに思えてきます。
どての中で焼くより外はパリパリ、中はとろーり。
はみでた薄い生地が、パリパリのおせんべいに。(餃子でいうとこの羽?)
子どもの頃の夢だった、幅広のもんじゃ焼きおせんべいのうまいこと!
月島風ではない、駄菓子屋のそれともちがう、こけし流を“神保町焼き”と呼びたい。
そして最後にもう一品。常連客がみんな頼んでいて気になっていた“あんこ巻き”。これもおばちゃんの職人技が光ります。
生地はふわふわでほんのり塩っけがあり、中のあんことベストマッチ!
こりゃ、みんな頼むわけだと納得の味でした。
お客さんは一度来ると、この焼き方を自慢したくってまた友達を連れてくるのよ」 といいます。
下町のきさくでかわいいおばちゃん。お客さんみんなに「焼いて下さ〜い」と大人気でした。
「近所の子ども達のことはみんな知っているの」場所はお茶の水小学校の近く。地元の子ども達は、ここのもんじゃで育ったのでしょうか。
年をとったらこんなかわいいおばちゃんになって、もんじゃを焼いてあげたい。一度行ったら、きっとファンになってしまいますよ。
同級生のお店です。
おじさんは頑固。
おばちゃんは気さく。
まさに下町の店。
お土産にして、次の日も美味しいですよ。
By 竹内康悦 Date 08/12/12 18:28
竹内さま
コメントありがとうございます。
お土産にもできるんですね〜!今度お願いしてみます。
初めてにして、すっかり惚れ込んでしまったお店です。
かなりの老舗のようですね。
By 石川 Date 08/12/13 16:50