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2013年5月11日(土)~25日(土)まで開催中~独自の世界観で描く 生き生きとした動物たち~佐々木淳 ドローイング展『ゴリラと』

2013年 5月 20日by  ハルミン
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Tea house & Gallery まれびと」で5月25日(土)まで開催されている展覧会は
動物が好きな方にはとても興味深い展覧会です。
そのモチーフは「ゴリラ」。作者は、若き「絵描き」である佐々木淳さんです。

美術学校時代から動物をモチーフにカラーインクとペンを使用した点描と線描の作品を手がけ、卒業制作では「動物の絵本」を制作。
卒業後、動物園などを巡り動物たちの絵を描いていましたが、野生動物を見たいという思いから2009年ケニアへ向かいます。
そこで実際に観た野生の動物たちに感動し、以前とは少しタッチが変化、様々な動物たちの作品が生まれました。

写真の象の作品は野生の象が皮膚を保護するため泥を体中に塗ったことで全身が赤くなったところを描いています。
野生でないと見ることのできない皮膚の色のリアルさ、点描と素描で細かく丁寧に重ねて描かれています。
まるで本物の象の皮膚のようで思わず触りたくなる作品です。

今回も「ゴリラが観たい」という何気ない思いから、佐々木さんは今年1月、ルワンダへ向かいました。
そして訪れたのはヴォルカン(火山)国立公園。ルワンダの北部に位置し、
絶滅危惧種であるマウンテンゴリラの生息地として有名な火山国立公園です
ガイドの案内で道なき道を切り開きながら歩くこと2時間、ゴリラの住む森に到着しました。
そこでゴリラが見られる時間はきっちり1時間。ゴリラにストレスを与えないという配慮です。

佐々木さんの目と鼻の先にいるゴリラは生命力に溢れていました。
そして、多少人に慣れているのか人懐こい一面ものぞかせていたそうです。

写真は今回の展覧会のメインテーマであるドローイングの作品です。
バックは白ですが、点描と線描で同じ白でも様々な白が混ざり合い深い色合いを醸し出しています。
その上に描かれているゴリラは、線の強弱で光と影が表現されています。
線でここまで生き生きした表情が出せるのかと、とても驚きました。


今回はゴリラの他、ルワンダで出会った人、風景もドローイングで表現しています。
アフリカ人の来ている鮮やかな色の服や、地域のセレモニーで踊るダンスの作品も展示されています。
人物はあまり描いてこなかったという佐々木さんですが、ルワンダを訪れたことでまた新たな作品が生まれたようです。

今回の展示はギャラリーという空間の中に自宅のアトリエもイメージされています。

(キャプション:木製のテーブルは実際アトリエで使用されているもの)

当初「まれびと」の雰囲気と自分の絵のテイストが合うか心配もあったそうですが、
オーナーの大西さん、前回ホウキの作品で展覧会を開催した吉田さんのお二人と
様々な話をしながら展覧会の内容を詰めていき、新しい発見や考え方を学び、
「ここで開催したい」と思ったそうです。

佐々木さんに、次に何を描きたいかを聞いてみました。
「次はオランウータンを描きたいです。今回の展覧会でドローイングを数多く描くうちに、
ドローイングの魅力を再確認しました。もっと線をきわめていきたいと思います」

日々進化する佐々木さんの作品を是非多くの人に見て頂きたいと思います。
「Tea house & Gallery まれびと」
で開催中の佐々木淳 ドローイング展『ゴリラと』へ足をお運びください。


斉須春美

神保町おさんぽ地図

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