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三省堂書店店頭で電子書籍端末発売開始…品切れのない書店の可能性

2012年 12月 11日by  竹内みちまろ
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 10日に、三省堂書店で、電子書籍専用端末「BookLive! Reader Lideo」(リディオ/税込8480円)が発売開始となりました。

 リディオは総合電子書籍ストアを運営するBookLiveの電子書籍専用端末で、任意のパスワートや生年月日らを入力するだけで登録完了。すぐに、BookLiveの9万5千冊の蔵書の中から、読みたい本を購入、講読することができます。端末一台に、目安として、文庫本で約3千冊のデータを保管することができ、活字に加え、まんがやグラビア写真集なども購入することが可能です。家電量販店では販売されず、全国の三省堂書店約30店舗で購入可能。また、三省堂書店の店内検索機で、リディオの蔵書を検索することもできます。

 発売日の10日には、開店前に、神保町本店で、マスコミ向けのプレスイベントが開催。人気タレントコンビ「ピース」も登場し、本好きの人へj自信を持って勧めることが出来る商品としてのリディオをラインナップに入れ、三省堂書店として、「総合的な読書の体験の提案」ができる書店を目指す意向が明かされました。

 また、リディオ発売に先立ち11月に帝国ホテルで開催された記者発表会では、三省堂書店の亀井忠雄社長から、プレゼンがありました。すでに三省堂書店では古書も扱っていますが、亀井社長は、新刊書店について、「残るところは残っていく。ただ、今までと同じような形では残っていけないのでは」と、活字離れ、本離れを背景に、厳しい状況にあるといわれる業界の展望を語りました。一方で、電子書籍端末と電子書籍を取り扱うことで、「品切れのない本屋も実現できるかもしれない」と期待を寄せました。記者発表会で質疑応答に応じたBookLiveの淡野正社長は、「アマゾンを意識していないといえばうそになる」としながらも、「意識すべきは(アマゾンではなく)読者」と回答し、リディオへ対する自信を覗かせる場面もありました。

 三省堂書店とBookLiveは昨年12月に業務提携。NEC、UQコミュニケーションズ、凸版印刷などパートナー企業と共に、リディオ開発を手がけ、このたびの店頭販売となりました。

 本の街・神保町でも、電子書籍専用端末の書店店頭販売という新しい試みが注目されています。(文・写真・取材=竹内みちまろ



 

 

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