映画の街・シネマクラブ

映画ポスターと対話できる空間、個展『POSTER紙々の深き欲望』が開幕!

2012年 6月 17日by  竹内みちまろ
コメント:0 トラックバック:0


 デザイナーの小笠原正勝さんの個展『POSTER紙々の深き欲望・小笠原正勝ポスター群像』が、2012年6月15日(金)から東京・荒川区のギャラリー「OGU MAG」で始まりました。期間は、17日(日)までと、22日(金)から24日(日)までの6日間。

 現在も日本の映画・演劇のポスターデザインの第一人者として活躍する小笠原さんのデザインの仕事に光を当てた今回の個展は、ポスターと対話ができる空間をコンセプトに、「赤」「2分割」「映画祭」「芝居」「歌舞伎・文楽た伝統芸能」「文字」「人物」「自由に選んだ作品」「モノクローム」の9つのブロックに分かれ、ポスターやチラシを展示しています。

 1942年生まれの小笠原さんは、映画ポスターの仕事を始めてから「上映が終わったらポスターがはがされてしまうことがたまらない」という気持ちを持つようになったといいます。同時に、告知や紹介というほかにも、「ポスターも別の顔になるのではないか」と思うようになったそうです。もともと映画が好きで、デザインを学んできた小笠原さんは、「1枚の紙の中に、一つの物語を作ろう」と決め、フリーランスとして活躍する現在までに、800ほどのポスターを手がけてきました。

 日本映画だと、『股旅』『本陣殺人事件』『日本の黒い夏 冤罪』など、洋画では、『勝手にしやがれ』『カルメンという名の女』『ストレンジャー・ザン・パラダイス』『家族の肖像』『山猫』『旅芸人の記録』『ノスタルジア』『鏡』『アンドレイ・ルブリョフ』『ストーカー』『サクリファイス』『ノスタルジア』ら、映画ファンならどこかで見た事があるポスターが飾られています。

 
 小笠原さんは、「映画監督は、色、音、構成など、さまざまな技法を使って表現をします。俳優を起用するのにも理由があります」と語ります。「ポスターを読み、そして、ポスターの裏側にある物語を感じて欲しい

 また、これまでに岩波ホールで上映された約200本の作品のうち、小笠原さんが手がけたポスターは77にのぼります。映画ファンも、岩波ホールのファンも、この機会に、ギャラリーに足を運んでみてはいかがでしょうか。

展示:『POSTER紙々の深き欲望・小笠原正勝ポスター群像
内容:100点を超える映画・演劇ポスターデザインの展示及び販売
場所:「OGU MAG」東京都荒川区東尾久4-24-7
会期:2012年6月15日-17日、22日-24日、13:00~20:00
入場:無料

小笠原正勝:1942年生。デザイナー。映画ではゴダール、タルコフスキー、鈴木清順監督作品らのポスターを手がけ、演劇ポスターでも活躍中。小笠原デザイン[劇的体験]



















竹内みちまろ


 

 

ミニシアター通信

神保町のカレーのページ

 

 


 


 

 


神保町おさんぽ地図

神保町おさんぽ地図はこちら(PDF)

コメント

前後の記事@映画の街・シネマクラブ

«
»

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://osanpo-jimbo.com/blog/cinema/8097/trackback

「映画ポスターと対話できる空間、個展『POSTER紙々の深き欲望』が開幕!」へのトラックバック: